ドコモとSONYが「おサイフケータイのタッチレス対応」実証実験を開始

スマホ決済

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NTTドコモとソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズは5日、スマホをポケットやかばんに入れたままでもキャッシュレス決済が可能になる「おサイフケータイのタッチレス対応」の実用化に向けた実証実験を2019年12月10日より開始すると発表しました。

無線技術とFelicaを組み合わせることで実現

おサイフケータイは、NFCチップ搭載の携帯電話を読み取り機にかざす新たな決済方法として、2004年7月にドコモが初めて提供を開始しました。また、Appleは2016年に発売されたiPhone7シリーズより初めてFelicaチップを搭載し、同年10月よりApple Payを提供開始しています。
 
これまでのおサイフケータイはいずれも端末を読み取り機にかざす必要がありましたが、今回ドコモとSONYは、スマホをかざすことなく決済が行える「タッチレス対応」に向けた実証実験を進めます。
 
おサイフケータイのタッチレス対応のシステムイメージ
 
本実験では、新たに高精度な測距技術の一つであるUWB(Ultra Wide Band)や従来からスマホに搭載されているBluetoothなどと、キャッシュレス決済で使われるFeliCaを組み合わせることで、おサイフケータイをタッチレス対応にします。
 
おサイフケータイのキャッシュレス対応の使用例
 
これによりたとえば、ポケットやかばんにスマホを入れたままでも支払いエリアに立つだけで決済ができたり、離れた場所からでもアプリを操作することで支払いが可能になります。
 
本実験は2019年12月10日から2020年1月末まで実施され、2020年1月23日・24日に東京ビッグサイトで開催されるドコモのイベント「DOCOMO Open House 2020」でも一般公開される予定です。
 
 
Source:NTTドコモ/SONY(PDF)
Photo:photo AC-こうまる
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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