Uber、ロンドンでの営業免許の更新が認められず〜4万5千人のドライバーに影響


 
配車アプリUberは、業務形態が公共の安全を脅かすとして、ロンドン市内での営業免許を剥奪されました。Uberは2年前にも同市内で営業免許を失っており、今回で2度目となります。

UberのCEOはTwitterで反論

「Uberがこれまで改善に努めてきたことは認めるが、乗客がUberの小型タクシーに乗った際に、ドライバーが無免許で無保険の可能性があるということは容認できない」とロンドン交通局(TfL)のヘレン・チャップマン氏は語っています。
 
「この決定はUberユーザーに支持されないかもしれないが、乗客の安全性が最優先される」と、ロンドン市長のサディク・カーン氏はコメントしています。「規制というものは、ロンドン市民の安全を守るためにある」
 
これに対して、Uberの最高経営責任者(CEO)、ダラ・コスロシャヒ氏はTwitterで反論しました。
 

高いスタンダードが求められているのは理解しているが、ロンドン交通局の決定は間違いでしかない。過去2年間、当社はロンドン市内での業務形態を根本的に変更した。これまでに大きな改善が実現できたし、これからも続けていくつもりだ。当社を頼りにしてくれる数多くのドライバーと乗客のために。

 

Uberは上訴する構え

Uberは今回のロンドン交通局の決定に対して上訴する構えを見せており、判決が下るまでの間ロンドンのUberドライバーは営業を続けることができます。
 
ロンドン市内では約4万5,000人のUberドライバーが営業しており、12万6,000台のプライベートハイヤーとブラック・キャブ車両が存在するとされています。
 
 
Source:BBC via AppleInsider
Photo:Stock Catalog/Flickr
(lexi)

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