AppleとIntel、ソフトバンク系子会社を提訴、特許侵害訴訟に対抗
AppleとIntelが、ソフトバンクグループがアメリカに保有する子会社で投資会社のFortress Investment Groupを提訴したとReutersが報じています。
AppleとIntel、特許侵害訴訟に対抗
AppleとIntelによる訴訟は、Fortress Investment GroupがAppleとIntelを相手取って起こした特許侵害訴訟に対抗するものです。
Appleによると、Fortressの関連会社はAppleに対して、25件の特許侵害により損害を被ったと主張して26億ドル〜51億ドル(約2,822億円〜5,536億円)を要求している、とのことです。
Appleが侵害したとされる特許には、歩数をカウントする技術の特許などが含まれます。
Apple「Samsungに対する訴訟を真似ただけ」と主張
Fortressの関連会社であるUniloc USAとUniloc Luxembourgは、Appleに製品1台あたり1.41ドル〜2.75ドル(約153円〜299円)を支払うよう要求しており、総額は3億7,500万ドル〜7億3,200万ドル(約407億円〜795億円)にのぼる、とのことです。
Appleは、Fortressによる要求額について、AppleがSamsungを訴えたスマートフォンのデザイン盗用訴訟をまねたもので、根拠のないものだ、と主張し、一連の訴訟費用ています。
ソフトバンクグループが2017年に買収
ソフトバンクグループは、2017年2月にFortress Investment Groupを約33億米ドル(約3,752億円)で買収することに合意したと発表しています。
買収発表時にソフトバンクグループはFortress Investment Groupについて、1998年に設立された投資会社で、世界的規模で多角的な投資を行っている、と説明しています。
Source:Reuters via 9to5Mac, ソフトバンクグループ
(hato)