Apple、小売店向けにApple Music for Businessを立ち上げ

apple-music-business

apple-music-business
 
AppleがPlayNetworkと提携し、小売店向けに「Apple Music for Business」の提供を開始したことがわかりました。

店でApple Musicの楽曲が流せる

小売店などの事業主はApple Music for Businessを契約することで、店舗でApple Musicの曲を流せるようになります。店舗はAppleが作成したプレイリストを利用するだけでなく、店やブランドの雰囲気に合ったプレイリストの作成を依頼することもできるようです。
 
店舗および事業主は、専用のiPhoneおよびiPadアプリを使って音楽の再生などの操作を行います。ただし米Wall Street Journal(WSJ)によれば、現在はまだ試験的段階のため比較的小規模な店舗のみが契約可能で、追って大規模店もApple Music for Businessを利用可能となる模様です。

デパートのHarrodsがApple Music for Businessを利用

米メディア9to5Macによれば、Apple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスを個人が利用する場合と商業施設が利用する場合とでは、ライセンス条項が異なります。したがって店などで音楽配信サービスの楽曲をかける場合は、個人とは別の契約を結ぶ必要があります。Apple、Spotifyともにビジネスでの利用が増えることを視野に入れており、小売店を対象とした音楽配信サービス部門を立ち上げたばかりです。
 
WSJによれば、デパートのHarrodsが数週間前より、Apple Music for Businessの利用を開始しています。

 
 
Source:Apple Music for Business,9to5Mac,WSJ
(lunatic)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

特集

目次