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2019年11月20日 11時40分

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HomeKit対応監視カメラ、プライバシー重視によって利便性低下か

HomeKit Secure Video
 
AppleはHomeKit対応の監視カメラ向けにプライバシー性能を高めたHomeKit Secure VideoをiOS13.2から提供しています。この機能に対応した製品は海外では販売されているのですが、どうやらプライバシーを重視するために多数の機能が使えなくなっているようです。

カメラのON/OFF、解像度、視点

アメリカのApple Online Storeでも販売されているLogitech Circle 2は、ファームウェアのアップデートによりHomeKit Secure Videoに対応しました。この対応により、堅牢なプライバシー保護機能がカメラに付加され、安心して家の中に監視カメラを設置し、その画像をインターネット経由でどこでも確認できるようになりました。
 
HomeKit iPad Apple TV Home
 
しかしこのHomeKit Secure Video対応のアップデートで多くの機能が使えなくなっていると同カメラのユーザーから報告が上がっています。例えばカメラのON/OFFが簡単にできなくなっており、数ステップの手間がかかるようになっています。また解像度の変更と視点の制御もできなくなっています。
 
安全性を確保するためHomeKit Secure Videoがアプリからの制御などに制限をつけていることが原因と推測されますが、厳重なプライバシー保護と引き換えに便利な機能が失われてしまっているのは事実でしょう。

バランスの問題

Appleは近年、プライバシーを重視する方針を鮮明にしています。スマートスピーカーの分野でもユーザー情報を多く使うことでより的確な提案をできる他社製品と異なり、HomePodは多少不便でもユーザーのプライバシー保護を重視する方針を採用しています。HomeKit Secure Videoの機能制限もこの方針のもとで行われていると考えられ、Appleは利便性よりプライバシー保護を重視する姿勢を示しています。
 

 
プライバシー保護の重視はApple製品・サービスの特徴にもなっており、今後のApple製品を論じる上でも非常に重要なポイントとなりそうです。スマートホームでは高い利便性を確保しつつ、安全性とより強固なプライバシー保護が求められており、AppleがどのようなバランスでHomeKitを構築していくかに注目したいところです。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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