Apple、iPhoneに話して操作する「音声コントロール」の便利技を動画で紹介

Appleが、iOS13で強化された「音声コントロール」で、命令文(コマンド)を自由に作成する方法の解説動画を公開しました。iPhoneに話しかけるだけで、さまざまな操作が可能になります。
iPhoneに話しかけて任意の操作が可能に
iPhoneに話すだけで操作できるアクセシビリティ機能「音声コントロール」は、iOS13で機能が大幅に強化され、対応する操作が増えています。
Appleが公開した動画では、ユーザーが自由にコマンドを登録してiPhoneを操作できる、便利な使い方が紹介されています。
現時点で、iOS13の音声コントロールはアメリカ英語にしか対応していませんが、日本人が話しても聞き取ってくれます。
カスタムコマンドを登録
「設定」アプリで「アクセシビリティ」から「音声コントロール」をオン(緑)にすると、青いマイクのアイコンが表示されます。
「コマンドをカスタマイズ」を開きます。
「新規コマンドを作成…」をタップします。
この例では、「語句」の入力欄に、「Insert my address(私の住所を入れて)」と入力しています。
次に「アクション」>「テキストを挿入」とタップし、入力欄に住所を入力します。動画では、音声で入力していますが、もちろんキーボード入力も可能です。
画面左上の「<新規コマンド」をタップして前の画面に戻ったら、画面右上の「保存」をタップして登録完了です。
使ってみる:iPhoneに話しかけて住所を一瞬で入力!
カスタムコマンドで登録した、住所の入力を試してみます。
文字を入力している状態で、iPhoneに先ほど登録した「Insert my address」と話しかけます。
先ほど登録した住所が、一気に入力されました。
Appleによる動画はこちら
AppleのサポートWebページには、音声コントロールのコマンドをカスタマイズする方法の記事が掲載されています。残念ながら、本稿執筆時点では日本語の記事は公開されていません。
Appleが公開した動画は、こちらでご覧ください。
2019年6月の世界開発者会議(WWDC 19)では、音声コントロールでMacとiPhoneを操作する動画が公開されました。
Source:Apple Support/YouTube
(hato)