米国のiPhone購入者はAndroid購入者よりもスマートウォッチ所有率が高い

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米国のスマートフォン購入者のスマートウォッチ所有率を調査したところ、iPhone購入者の所有率はAndroidスマホ購入者の2倍以上であることがわかりました。

iPhone購入者のスマートウォッチ所有率は35%

調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)の最新報告書によれば、iPhone購入者のスマートウォッチ所有率が35%であるのに対し、Androidスマホ購入者の同所有率はわずか16%でした。
 
iPhone購入者が所有するスマートウォッチの内訳は、Apple Watchが19%、Fitbitが10%でした。一方Androidスマホ購入者では、Samsungが4%、Fitbitが5%となっています。
 
米国におけるスマートウォッチの所有率はまだそれほど高くありませんが、iPhone購入者の所有率はAndroidスマホ購入者の2倍以上ということになります。
 

GoogleはFitbitを買収

iPhone購入者のApple Watch所有率が高いのは当然ですが、興味深いのはiPhone購入者もAndroidスマホ購入者も、Fitbitを所有しているという点です。
 
Googleが現地時間11月1日に約21億ドル(約2,288億円)でFitbitを買収したことにより、今後はGoogleのスマートウォッチ陣営にFitbitが組み込まれます。Wear OSが思うように普及せず苦戦を強いられているGoogleにとって、Fitbit買収はスマートウォッチを含む同社ウェアラブル事業の大きな転換点となるでしょう。

 
 
Source:CIRP(PDF),MacRumors,Fitbit
Photo:Apple
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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