【自腹レビュー】ESRのAirPods Pro用ケース(カラビナリング付き)


 
ESRが販売しているAirPods Pro用の保護ケースを購入したので、レビューします。現時点で購入可能な数少ないケースですが、やや気になる点もありました。

AirPods Pro発売前から売られていたケース

10月末に発売されたばかりのAirPods Proは、発売から日が浅いこともあり、販売されている保護ケースはまだ多くはありません。
 
しかし、ESRはAirPods Pro発売の約1週間前にAirPods Pro用のケースを発売して注目を集めていました。
 
AirPods Proを購入した筆者が、ESRのAirPods Proケース(カラビナリング付き)を購入したので、レビューします。
 
筆者が購入した時点で、Amazon.co.jpでの価格は、1,399円(税込)でした。

意外と分厚いシリコン製ケース

パッケージには「AirPodsケース」とありますが、AirPods Pro対応品です。
 

 
横長のシリコン製ケースと、カラビナリングが付属します。手にした印象は「結構、分厚いな」というものでした。衝撃からの保護性能は高そうです。
 

 
また、シリコン素材の特製上、仕方ないと思いますが、表面にホコリなどが付着しやすいと感じました。

リング部分は強度高そう

ケースをカラビナリングでジーンズのベルトループに通したところです。
 

 
シリコンケースの厚みが活きて、カラビナリングを通すリング部分はしっかりした作りで、強度が高そうです。
 

装着は簡単。ワイヤレス充電も問題なし

AirPods Proの充電ケースを保護ケースに入れるだけで、簡単に装着できます。ただし、ケースのフタ部分は若干緩いためか、フタを閉じた状態でもわずかな隙間があります。正面には、充電などの状態を示すLEDランプが透けて見えます。
 

 
背面にはペアリングなどの際に使うボタン部分がわずかな突起になっています。
 

 
底面部分は、Lightningポートをカバーで覆うデザインになっています。
 

 
筆者の場合、AirPods(第2世代)から、充電はワイヤレス充電器に乗せるだけなので、Lightningポートにゴミなどが入るのを防いでくれるのはありがたいです。
 
Lightningポートのカバーを開ければ、Lightningケーブルでも充電できます。
 

 
ヒンジ部分が出っ張っているので、ワイヤレス充電がうまくできるか若干不安でしたが、スタンダードなワイヤレス充電パッドに乗せると、問題なく充電できました。
 

 

フタが浮き上がる問題は、ヒンジをカットしても解消しない

AirPods Proの充電ケースのフタを開けると、フタを覆う部分が浮き上がります。
 

 
フタを開けた状態が続くと、ケースのフタが外れてしまいます。簡単に戻すことができますが、面倒ではあります。
 

 
AirPods Proの充電ケースは、1日に何度もフタを開け閉めするので、そのたびにフタを覆うケースが浮き上がってくるのは、少しストレスに感じてしまいました。
 
横から見ると、背面に出っ張ったヒンジ構造が原因でフタが浮き上がっているように見えます。
 

 
そこで、思い切って、背面のヒンジ部分をカッターナイフで切り取ってみました
 

 
これによってフタ部分の浮きが解消するかと期待しましたが、フタを開けた時には浮いてしまいます。そのため、フタを開けた時にケースのフタ部分が取れてしまう危険性が高まってしまいました。
 

 
ヒンジ部分をカットすることは、お勧めしません。

おすすめしたい点と微妙な点

  • おすすめしたい点
  • ・現時点で入手できる数少ないカラビナリング付きのAirPods Proケース
    ・シリコンが厚手で、保護性能は高そう
    ・Lightningポートもカバーできる

     

  • 微妙な点
  • ・充電ケースのフタを開け閉めするたびに、フタを覆う部分が浮き上がって外れる
    ・シリコン素材の性質上、表面にホコリがつきやすい

     
     
    参考:ESR, Amazon.co.jp
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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