Huawei Mate 30のAIセンサーおよびカメラ性能紹介
新しく発表されたHuawei Mate 30には、AIセンサーが搭載されており、画面に触れることなく操作ができるスマホとして注目を集めています。また、スローモーション撮影などそのカメラ性能も卓越しています。
手が汚れていてもスマホ操作ができる点をアピール
画面に触れなくても操作できることを紹介する動画では、かに料理を食べる女性の姿が映し出されます。食事の途中、スマホを操作するために紙ナプキンで何度も手を拭く様子が描写され、使った紙ナプキンは山のように積み上げられてしまいます。
動画の後半でかに料理を食べている女性は、手が汚れている状態で、画面に触れることなくMate 30をスクロールします。画面に触れなくてもスマホの画面が操作できる様子が手品のようであるため、「黒科学(ブラックテクノロジー)」と自らをやや揶揄しつつも、スマホの最新技術をアピールしています。
画面の向きを自動調整できるオートローテート
Huawei Mate 30はどちらの方向から見ているかを自動的に判断し、画面表示の向きを調整することができます。このオートローテート機能を紹介したショートムービーでは、男性がスマホの中の鳥を眺めています。ふと立ち位置を変えると、画面の向きが自動的に調整されます。
Huawei Mate 30ではこれら全てを画面前部にあるAIセンサーによって行っています。
卓越したカメラ性能
9月26日に行われた発表会では、Huawei Mate 30のカメラ性能について紹介されました。特に注目したいのは、そのスローモーション撮影です。発表会では、ハチドリを撮影する動画が公開されています。
ハチドリの羽ばたきは高速であることで知られていますが、その速度は毎秒約55回、最高で80回に達することがあります。普通のカメラでは羽の動きをはっきりとらえることはできません。
発表会ではハチドリを撮影した動画が公開され、その動画ではハチドリの羽の模様までがはっきり確認できます。
最大7,680fpsのスローモーション撮影
私達がスマホで日常的に撮影する動画はたいていが30fpsから240fpsほどです。Mate 30のスローモーション撮影は7,680fpsであるため、桁違いのスペックであることがわかります。
実際の撮影効果は状況などによっても異なるため、ユーザーのレビューを参考にする必要があるかもしれません。しかし、カメラ性能だけを考えると、現時点ではかなりハイスペックのスマホになると言えます。