iOS13.1、iPadOS13.1で使用できるショートカットアプリがレベルアップ

Shortcut app

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iOS13.1とiPadOS13.1がリリースされ、ショートカットアプリも更新されました。新しいiPhone11やiPad Proでは、ショートカットアプリのさらに便利な機能を利用できます。

iOS13のショートカットアプリでできること

iOS13では、ホームアプリにオートメーションタブが追加されました。オートメーションでiPhoneの操作を一気に簡略化することができます。より高度で複雑な操作を単純化することができるようになったのです。

レベルアップしたiOS13のショートカットアプリで出来ること

ショートカットアプリのさまざまな使い方を動画で紹介しているDavid Sparks氏によると、iOS13のショートカットアプリを使いこなせば、例えば以下のようなことが気軽にできるようになります。

 

自動的に明日の出張先の天気予報を調べる。コーヒーショップでWiFi接続した場合にiPhoneを自動的にフォーカスモードにする。簡単なオリジナルのアプリを作成する。会議を自動化する。位置情報を共有している時、遅れそうになった場合に自動的にメッセージを送る、など。

ショートカットアプリの便利な使い方

Sparks氏の動画によると、ショートカットアプリを活用する1つの例として、写真アプリとメッセージアプリを組み合わせる方法があります。この場合、最新の写真を指定し、特定の宛先に自動送信するようにオートメーションを編集します。

 

写真アプリとメッセージアプリのフローの間にマークアップを挟むことにより、写真撮影→マークアップで写真を編集→特定の宛先に編集済みの写真を送信、という作業をワンタップで行うことができます。

 

例えば、旅行中に自分がどこにいて何をしているかを簡単かつすばやく家族や複数の友達に送りたい場合、写真撮影した後、ショートカットアプリの該当するアイコンをタップし、写真を編集するだけで完了です。

 

これをショートカットアプリなしで行おうとすると、写真を送りたい人が多い場合は特に、手間がかかります。

 

ショートカット

 

ショートカットアプリを利用して、ダイアログボックスを生成し、特定の値を求めることができます。簡単な例として、1つ目のダイアログボックスに42、2つ目に10を入力すると、3つ目のダイアログボックスに2つの数字の和を表示させることができます。

 

これは、簡単な例ですが、複雑な数式を編集しておけば、毎回電卓やNumbersを開いて行っている計算をショートカットのアイコン1つに集約することができます。

 

ショートカット

 

ショートカットアプリのオートメーションは視覚的に作業フローを編集できるため、コーディングができない人でも比較的簡単にアプリの動作プログラムを組むことができます。

 

Shortcut app

 

以上は、新しいショートカットアプリでできることの一部です。iOS13のショートカットアプリは極めて自由度の高いアプリなので、使いこなせば使いこなすほど便利にiPhoneをカスタマイズすることができます。

 
 

Sourse:9to5Mac, MacSparky Field Guides
Photo:Apple
(david)

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