7割のユーザー、スマホの解約金が1,000円以下になったら解約月を意識しない
格安SIM・格安スマホの比較サイト「スマホ比較のすまっぴー」などを運営するインターファームは19日、「スマートフォンの解約に関するアンケート」の調査結果を発表しました。
調査では、これまで約8割の人はスマホを解約する際に解約月を意識していましたが、解約金が1,000円以下になったら約7割の人は「解約月を意識しないで解約する可能性がある」と回答しています。
これまで解約月を意識したことがあるユーザーは約8割
本調査は、格安SIM・格安スマホを利用している10代〜60代の男女464人を対象に、2019年8月29日〜9月18日にかけて実施されました。
調査では、これまでスマートフォンを解約する際に解約月(更新月)または最低利用期間を意識したことがあるかを聞いたところ、「意識した」は79.5%、「意識しなかった」は16.8%でした。
解約月を意識しだすタイミングは、「解約の半年くらい前から」が32.8%と最も多く、次いで「3カ月くらい前から」が25.9%、「1カ月くらい前から」が17%となっています。
解約を意識した理由は解約金・違約金の高さ
解約月を意識した理由については、6割以上の人が「解約金・違約金が高いから(63.6%)」と回答しています。一方で、11.9%の人は「節目だから」という理由を挙げています。
10月からの解約金の上限1,000円を知っているのは約7割
2019年10月からは改正電気通信事業法の施行によって、携帯事業者(一部MVNO含む)の解約金・違約金が1,000円以下に変更されます。
この「解約金・違約金の上限1,000円変更」について知っているかを聞いたところ、56.7%は「知っている」と回答、19.2%は「MVNOも含まれていることは知らなかった」と回答、24.1%は「知らなかった」と回答しています。
約7割の人は解約金上限について知っていましたが、一部MVNOも対象であることを知っていた人は50%程度でした。
解約金として妥当だと思う金額は1,000円
解約金・違約金について妥当だと思う金額を自由入力形式で聞いたところ、1,000円と回答した人(32.3%)が最も多く、次いで0円(22.4%)、3,000円(10.6%)でした。
妥当な金額を1,000円以下と回答した人は50%以上だった一方、1,000円より高い金額を示した人も約4割いることがわかっています。
解約金が1,000円以下になったら解約月を「意識しない」ユーザーは約7割
解約金が1,000円以下になったら、解約月を意識せずに解約する可能性があるかを聞いたところ、68.5%の人は「(意識せずに解約)すると思う」と回答、10.6%の人は「(意識せずに解約)しないと思う」と回答しています。
Source:インターファーム
Photo:photo AC-kamachi
(kotobaya)