「iPhone11」は「R1コプロセッサ」搭載、紛失防止タグなどに活用か

2019 iPhone MacRumors

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iPhone11」と噂される次期iPhoneには、「R1」や「Rose(ローズ)」のコードネームを持つコプロセッサが搭載されることがiOS13の記述から分かった、と米メディアMacRumorsが報じています。

Mコプロセッサの後継は「R1」コプロセッサ?

iOS13のソースコードの中に、「R1 (t2006)」や「Rose」の記述が複数発見されており、これらの記述がMシリーズのモーションコプロセッサと似ていることから、Mシリーズコプロセッサの代替となる可能性もある、とMacRumorsが伝えています。
 
Mシリーズコプロセッサは、2013年のiPhone5sにM7コプロセッサとして最初に採用されました。
 
Mシリーズコプロセッサは、コンパス、ジャイロスコープ、加速度計、高度計、マイクからの情報を集約し、デバイスの動きに関する情報を処理することで、メインのAシリーズプロセッサの処理負荷を軽くする役割を担っています。

紛失防止タグやARコンテンツに活用か?

Roseコプロセッサは、慣性計測装置(IMU)と呼ばれる3次元の加速度および角速度計測と、Bluetooth 5.1の到達角度(Angle Of Arrival:AoA)と発信角度(Angle of Departure:AoD)を使った正確な方向探知、そしてカメラによるモーションキャプチャと光学トラッキングに対応する、とMacRumorsは報じています。
 
Roseコプロセッサに追加されるセンサーは、Appleが開発中と噂される紛失防止タグと連携して正確な位置情報を割り出すほか、ARコンテンツを人物の前面と背面に表示できるオクルージョン機能への活用が考えられます。
 
なお、2018年モデルのiPhone XS/XS Max/XRにはBluetooth 5.0なので、上記の予測が正しければ、2019年のiPhoneは対応Bluetooth規格も進化することになります。
 
 
Source:MacRumors
(hato)

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