AirPods、地下鉄で失くしている人が多かった


     
    走ったり踊ったりしても、耳から落ちないとされる完全ワイヤレスイヤホンAirPodsですが、通勤途中の地下鉄で紛失している人が少なくないようです。

    走ったりジャンプしたりしても落下しないが…

    AppleのAirPodsは、基本的には耳から落ちにくい設計になっており、走ったりジャンプしたりしても、簡単には落下しません
     
    しかし装着時や荷物から取り出す時などに、手から滑って落ちてしまうケースが多々あるようです。

    ニューヨーク地下鉄で落とす人が多発

    ニューヨーク市の地下鉄を運行するニューヨーク州都市交通局(MTA)では、平日は毎日最大25人がかりで地下鉄の線路内の落とし物探しを行っていますが、AirPodsがよく見つかるそうです。今年3月にAppleが第2世代を発売したあとには、発見されるAirPodsの数も増えました。
     
    この夏はさらに紛失物のAirPodsが急増、MTAは暑さと高い湿度のため、耳や手から滑り落ちやすくなっていたのではないかと推測しています。

    片方の購入価格は7,800円

    AirPodsはワイヤレス充電ケース付きなら22,800円、普通の充電ケース付きは17,800円です。片方だけ購入する場合でも、7,800円もかかります(価格はいずれも税別)。失くしたからといって簡単に諦められるものではありません。MTAには8月29日時点で18件の紛失物届けが提出されていましたが、うち6件はAirPodsだったそうです。
     
    MTAはあまりにもAirPodsの落とし物が多いため、地下鉄利用者に対し、乗り降りの際にはAirPodsの着脱をしないよう、大々的に呼びかけることを検討しているとのことです。

     
     
    Source:The Wall Street Journal
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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