レジでの会計時、キャッシュレス決済は現金払いより16秒早い JCB調べ

キャッシュレス決済

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JCBは8月28日、現金、クレジットカード、非接触型、QRコードの4つの決済方法における速度実験の結果を公表しました。実験は2019年7月22日、20代〜40代の男女25名を対象に行われています。

キャッシュレス決済は現金払いよりも16秒早い

実験では、現金、クレジットカード(サインレス)、非接触型(QUICPay)、QRコードの4つの決済速度を計測しました。
 
その結果、決済別による平均速度は、非接触型が8秒、クレジットカードは12秒、QRコードは17秒、現金は28秒でした。
 
レジ会計において、キャッシュレス決済(クレジットカード、非接触型、QRコードの3つ)の会計平均時間は現金払いよりも16秒短く、非接触型に限っては20秒短くなっています。
 
現金、クレジットカード(サインレス)、非接触型(QUICPay)、QRコードの決済速度の差

キャッシュレス決済へ完全移行したらどうなる?

JCBは今回の調査結果をもとに「実生活に関する試算」を行ったところ、以下の可能性があると発表しました。
 

    (1)普段の買い物で決済手段を現金からキャッシュレス決済に完全移行すると、自由に使える時間が年間約3時間増加
    (2)すべての消費者がキャッシュレスで支払いをした場合、1店舗あたりの労働時間は約4時間減少
    (3)消費者が現金払いを続けた場合、日本全体では1日約22億円分、年間で約8,000億円分の時間をロス
    (4)決済手段をキャッシュレスへ完全移行した場合、1人あたり年間約12,000円に相当する時間が創出される

 
各試算値の計算式は、JCB公式HPより確認できます。
 
 
Source:JCB via カミアプ
Photo:photo AC-photoB
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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