スティーブ・ジョブス氏のサイン付「トイ・ストーリー」ポスターが競売に

steve jobs スティーブ・ジョブス トイストーリー ポスター サイン

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多くの映画ファンにとってPixarと言えばCGアニメ映画「トイ・ストーリー」ですが、同社はApple創業者のスティーブ・ジョブス氏が設立した会社でもあります。そんなジョブズ氏がサインしたトイ・ストーリーのポスターがオークションに出品されることが分かりました。

スティーブ・ジョブズ氏のPixar伝説

Appleを追い出されたスティーブ・ジョブス氏は1986年、「スター・ウォーズ」シリーズで知られる映像制作会社LucasfilmのCG部門を1,000万ドル(約10億円)で買収し、Pixarと名付けて独立会社にします。このPixarを世界的な有名企業の地位へと押し上げたのが、Disneyと共同制作した映画「トイ・ストーリー」シリーズです。
 
1995年に世界初のフルCG長編アニメとして封切られた「トイ・ストーリー」は、アメリカだけで1億9,200万ドル(約201億円)、全世界で3億6,200万ドル(約380億円)を稼ぎ出し、モンスター級のヒットを飛ばしました。公開に至るまでスティーブ・ジョブス氏は5,000万ドル(約52億円)の私財をPixarに投入しており、エグゼクティブ・プロデューサーとしても名を連ねています。
 
そんなトイ・ストーリーと深い縁を持つスティーブ・ジョブス氏のサインだからこそ、ポスターの価値も大いにあるというものです。入札は2万5,000ドル(約262万円)よりスタートとなっています。
 
steve jobs スティーブ・ジョブス トイストーリー ポスター サイン
 
余談ですが、トイ・ストーリーを公開した後にPixarは株式上場、スティーブ・ジョブス氏は多額の資産を得ることになりました。さらに2006年にはDisneyがPixarを74億ドル(約7,770億円)で買収、これによってPixarの株を50.6%所有していたジョブズ氏は、Disneyの株を当時の価値で約40億ドル(約4,200億円)相当=1億8,300万株も手にすることになります。この一件だけでも、いかにジョブズ氏が卓越した先見の明を有していたかが分かりますね。
 
 
Source:Nate D.Sanders,AppleInsider(1),(2),Fortune
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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