Web版iCloud「icloud.com」のデザイン刷新へ　アカウント情報が目立つ位置に

 
AppleがWebブラウザからアクセスするiCloudのデザインを刷新するようです。Webブラウザから通常のiCloudにアクセスすると青い背景に水玉が浮遊するような画面にアイコンが重なって表示されるのですが、beta.icloud.comにアクセスすると、ユーザーのアカウントが上部に表示されてその下にアイコンが並ぶシンプルなデザインの画面が表示されます。

意図は不明

今回、beta.icloud.comにアクセスした時のデザインが変更になったことで、iOS13やmacOS Catalinaの正式版がリリースされるのに合わせてicloud.comのデザインも変更されると予想されています。とはいえ現在の青い背景のデザインに何か不便な点があるわけでもなく、Appleがどのような意図でデザインを刷新するのかは不明です。
 

 
ただアカウント情報へのアクセスが容易になり、また今どのアカウントでicloud.comにアクセスしているかは一目瞭然になりました。ブラウザにログイン情報が残っていて、PCを共有している他の人のアカウントでicloud.comにアクセスしてしまっても、すぐに間違いに気づくメリットはあるかもしれません。
 
iOS13ではiOS端末からもWeb版のiCloudが利用できるようになります。もちろんiPadからもWebブラウザからicloud.comにアクセスできるようになるのですが、iPadは家族で共有して使っているユーザーも多くいます。そんな時、アカウント情報が一番目立つところに配置されたことで、他の家族のiCloudに間違ってアクセスして作業を進めることを防止できるかもしれません。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)