Apple、アラビア語のApp Storeを開発者向けに公開


     
    Appleは、iOS13の公開に合わせてアラビア語のApp Storeを開く準備を進めてきましたが、正規公開に先立ち開発者向けストアをオープンしました。

    今後成長が期待される中東のアプリ市場

    これから大きな成長が期待されている中東のアプリ市場をターゲットに、Appleがアラビア語のコンテンツに焦点を当てたApp Storeをオープンします。
     
    「アプリ市場は、石油産業以外で大きく成長している数少ない市場のひとつである」とテクノロジー企業の政策に詳しいドバイ拠点のMENA Catalystsの最高経営責任者(CEO)のサム・ブラテイス氏はコメントしています。
     
    ブラテイス氏によれば、中東の人口はアメリカに匹敵し、その3分の2は35歳以下が占めるとのことです。中東の人口のうち、現在すでに2億人がインターネットを使用しているとされていますが、人口全体の半分がいまだオフラインであるともいわれています。

    その国固有のユーザー向けコンテンツ提供で効果は倍増

    「世界には4億5千人のアラビア語話者がいるが、これは人口全体の5%〜6%にあたる。しかしながら、インターネット上のアラビア語のコンテンツは全体のわずか1%〜2%を占めるにすぎない」とソーシャルメディア関連のプロのコミュニティGlobal Social Media Clubのノウラ・アルザビー氏は述べています。
     
    「その国固有のユーザーを反映するアプリ、エンターテインメントやメディアコンテンツを用意することで、需要は大きく高まる。アラブ人による、アラブ人のためのコンテンツをアラブ人に提供することで、他の言語ではなし得ないほどの効果が得られる」と前述のブラテイス氏は語りました。
     
     
    Source:The Media Line
    Photo:Apple
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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