Appleの新本社「Apple Park」の資産価値は41億7,000万ドル

Apple Park 2018年6月 Matthew Roberts

Apple Park 2018年6月 Matthew Roberts
 
2017年から使われているAppleの新本社「Apple Park」の資産価値が41億7,000万ドルであることが判明しました。敷地内の建物の価値が35億ドルで、これに建物内外にある備品(コンピューター、家具、什器、他)などの価値が6億7,000万ドルとされます。

課税資産として公表

Appleの新本社「Apple Park」が所在するサンタクララ郡当局が固定資産税課税のために計算したApple Parkの資産価値が発表されました。それによると敷地内の建物を含む固定資産の価値は41億7,000万ドル(約4,500億円)となり、世界でも有数の資産価値を持つ建物であることが判明しました。
 
スティーブ・ジョブズ・シアター
 
Apple Parkには主な建物として、巨大な円形の社屋、発表イベントなどが開催されるスティーブ・ジョブズ・シアター、観光客でも入れるビジターセンターなどがあります。これら建物の評価額は35億ドル(約3,780億円)であり、Apple Parkの資産価値の大半を占めています。そして執務に使われるコンピュータやオフィス家具、店舗の什器などを総合してApple Park全体の資産価値が41億7,000万ドルと算定されました。

ワールドトレードセンタービルより高価

資産価値が41億7,000万ドルと算定されたApple Parkは世界でも有数の高価な建物ということになります。最も高価な建造物とされるメッカのマスジド・ハラーム(1,000億ドル)や同じくメッカにあるアブラージュ・アル・ベイト・タワーズ(150億ドル)、フランスにある核融合施設(250億ドル)には及ばないものの、Apple Parkの価値は再建されたニューヨークのワールド・トレードセンタービル(35億ドル)を上回ります。
 
なおAppleはApple Parkの固定資産税として毎年約4,000万ドル(約43億円)を支払うことになるとされます。しかしAppleの時価総額1兆ドル(約108兆円)に比べると本社の資産価値41億7,000万ドルも毎年の固定資産税4,000万ドルも小さな数字に見えなくもありません。
 
 
Source:AppleInsider
(KAZ)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

特集

[PR]オフィシャルサイト

目次