Huawei、アメリカで没収されたデバイスに関して米商務省を提訴


     
    Huaweiが中国へ持ち出そうとしたデバイスがアメリカで差し押さえとなり、未だに返却の目途が立っていない件について、正当な理由なく機器を没収することは違法だとして、Huaweiはアメリカ商務省を提訴しました。

    アメリカ商務省が没収したデバイス

    Huaweiが没収されたと主張するデバイスは、イーサネットのスイッチボードサーバー機器が組み込まれた一体型のデバイスです。

     

    もともと中国国内で製造されたもので、カリフォルニア州にある実験施設で検査を行った後、中国へ返送する際アメリカ商務省が、輸出許可が必要かどうかを見極めるとしてデバイスを差し押さえました。

     

    訴訟に関係する文書によれば、この一連の出来事は2017年に起こっており、同年9月に没収されてから現在に至るまで事態の進展はありません。

    45日のはずが632日に

    Huaweiのデバイスが没収された後、商務省直属の機関により45日以内に判断が下されるとの通知があったものの、すでに632日もの時間が過ぎています。これに対しHuaweiは、もともと中国で生産された機器に輸出許可は必要ないとしてアメリカ商務省を提訴しました。

     

     
     

    Source:经济日报
    Photo:Pixabay
    (David)

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