「au PAY」と「楽天ペイ」、共通QRコードでの決済が可能に
KDDIと楽天は、6月26日からスマートフォン決済サービス「au PAY」と「楽天ペイ」を共通のQRコードで利用可能にすると発表しました。「au PAY」は、QRコードを読み込んでの決済にも対応します、
共通QRコードで決済可能に
6月26日からは、「au PAY」と「楽天ペイ」の利用者は、指定のステッカーやQRコード台紙に印字された、共通のQRコードを読み込むことで決済が可能となります。これにより「楽天ペイ」の加盟店で「au PAY」を使った支払いができるようになります。
ただし、「au PAY」のユーザーは、「au WALLET アプリ」のアップデートが必要です。
「楽天ペイ」の加盟店は、特別な操作をしなくても「au PAY」を導入することができます。
店頭のQRコードを読み取る決済にも対応
「au PAY」はこれまで、ユーザーのスマートフォン画面に表示したQRコードを店頭で読み取ってもらう方式を提供していました。
6月26日からは、店頭に表示されたQRコードをユーザーが読み取る方式にも対応します。
KDDIは、店舗側がQRコードを読み取る装置を導入しなくてもキャッシュレス決済が利用可能となることで、導入店舗の拡大が進むことに期待しています。
同社は、「au PAY」の登録者数が6月24日に300万人を突破し、スマホ決済に対応する店舗などが100万カ所を突破したことも発表しています。
最大26.5%還元のキャンペーンも実施中
KDDIは、4月23日から、「三太郎の日」にau PAYで支払うとau WALLETポイントが最大20%還元されるキャンペーンを実施しています。
また、「食べログ」特集ページに掲載のお店でau PAY を使って支払うと、5%相当のau WALLETポイントがもらえるキャンペーンを7月31日まで実施しています。
「auスマートパス プレミアム」会員の通常特典が1.5%相当の還元なので、両方の条件を満たすと、合計最大26.5%の「au WALLET ポイント」による還元が受けられます。
昨年秋から提携関係の両社
KDDIと楽天は、2018年11月に決済、物流、通信分野における事業提携を発表しています。
2019年10月に「第4のキャリア」として携帯電話事業に参入する楽天は、2026年3月までの期間、KDDIの通信ネットワークをローミング利用し、その間に自前のネットワークを構築する計画です。