App Storeのギフトカードで税金の支払いを求める新手の詐欺が頻発している?


     
    米政府機関職員に扮して、App Store & iTunesギフトカードで、未払いの税金の支払いを求める詐欺の電話がアメリカで頻発している、と報じられています。

    Appleは店頭での確認作業を実施

    詐欺電話の手口のひとつとして報告されているのが、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)からと偽ったものです。政府職員のふりをした詐欺師が、未払いの税金があると脅しをかけ、Appleのギフトカードでも支払いが可能と、支払い選択肢を巧みに持ちかけてくるとのことです。

     
    こうした詐欺行為が相次いで報告されたため、Appleは対策を講じました。現在、Apple Storeでギフトカードを購入しようとすると、レジの店員からiTunes StoreおよびApp Store以外では同カードは使用できないこと、特に税金の支払いには使えないことを説明されます。さらにモバイルPOSシステム上では、この用件を理解したかどうかの警告メッセージが表示され、同意しない限り購入することはできなくなっています。
     
    また現在では、アメリカ国内で販売されるギフトカードのパッケージの裏にも、カードはアメリカのApp StoreとiTunes Store以外では使用不可能で、税金の支払いに使用することはできないとの説明が、はっきりと記載されています。
     

    “Card cannot be used for payments outside of U.S. App Store or iTunes Store, including taxes.”との表記あり


     
     
    Source:AppleInsider
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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