インド政府が「IMEI」データベースを構築〜盗難デバイスの使用をブロック

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「国際移動体装置識別番号(IMEI)」は、携帯電話やデータ通信端末など、端末1台ずつに割り当てられた固有の識別番号のことを指します。インド政府が、盗難デバイスの使用をブロックするため、IMEIのデータベースを構築したことが明らかになりました。

「ホワイト」「グレー」「ブラック」の振り分け

インド国内でモバイル機器の盗難に遭った場合、警察に届け出た後、電気通信局(Department of Telecom)に失くなったデバイスのIMEIを報告します。
 
電気通信局が届出のあったIMEIをブラックリストに登録すると、盗難デバイスからセルラーネットワークへの接続ができなくなります。なお、ホワイトリストのデバイスは通常使用が可能で、グレーリストのデバイスは、規範に従っていないものの監視の下、通信の使用が許可されています。
 
インド政府は、「携帯電話の盗難や複製は深刻な問題となった。単に金銭的な損失になるだけでなく、個々人の生活の脅威となり、国家の安全保障が脅かされることにもなりかねない」と述べています。
 
インドの通信規制庁(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)のデータによれば、2019年3月時点でインド国内のワイヤレス加入者の数は11億6,000万人にのぼったことがわかっています。
 
 
Source:The Indian Express
(lexi)

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