watchOS6は古いApple Watchにも新しい文字盤を提供

AppleがWWDCで発表したwatchOS6ではApple Watchの新しい文字盤が使えるようになります。Apple Watch Series 4(と次期モデル)向けに4種類の文字盤が用意されているのですが、古い機種でもなかなか魅力的な文字盤が使えるようになります。
数字(ヌメラルズ)
Apple Watch Series 1、2、3にwatchOS6をインストールすることで新しく使えるようになる文字盤は「ヌメラルズ モノ」と「ヌメラルズ デュオ」の2種類となります。ヌメラルズの2つの文字盤は多くの情報を表示できるApple Watch Series 4向けの新しい文字盤とは異なり、時間(と分)だけの表示のシンプルなデザインとなりますが、それでも数字の色などをカスタマイズできてバンドの色やその日の服の色に合わせることができます。
最近のApple Watchは文字盤に多くの情報を盛り込む方向に進んでおり、実際にApple Watch Series 4向けに追加される4種類の新しい文字盤はこの方向を踏襲し、多くの情報を文字盤内部や四隅に配置するように作られています。しかしそれとは正反対の超シンプルな文字盤が新たに追加されることで、Apple Watchのファッションアイテムとしての存在が再認識されることに繋がりそうです。
ベータ版は開発者のみ
AppleはiOSやiPadOS、tvOS、macOSについては7月(もしかしたら6月中?)にもパブリックベータテストを開始します。このプログラムにベータテスターとして参加することで新しいOSをいち早く体験することが可能でが、watchOSについてはパブリックベータテストは予定されておらず、このシンプルな文字盤をいち早く試すには開発者登録(有料)が必要になります。
ただどのOSもベータ版には一定の不具合、不安定さが含まれているのが一般的であり、この秋に予定されている正式版のリリースを期待して待つのが正しい楽しみ方なのかもしれません。
Source:9to5Mac
(KAZ)