ドイツ政府、iPhoneでパスポートと身分証明書の管理ができるようになると発表


     
    ドイツの内務省(Bundesministerium des Innern, für Bau und Heimat)は、iOS13でアップデートされる「Core NFC」を用いて、iPhone上でパスポートと身分証明書の管理を可能にする、とホームページで発表しました。

    2019年秋からサポート開始

    ドイツ政府のアプリ「AusweisApp2」で、今年の秋からiPhone上でデジタル身分証明書(滞在許可証など)、電子ビザ、パスポートの電子コピーが使用できるようになります
     
    ドイツ内務省は以下のように発表しています。
     

    2019年6月7日、Appleは世界開発者会議(WWDC 19)において、NFCを開放することを発表しました。その結果として、2019年の秋から、iOS13で、身分証明書と電子滞在許可証がiPhone上で利用可能となります。

    日本政府もマイナンバーの電子化を画策

    日本政府も、iPhoneを用いたマイナンバーカードの電子化を計画していることがわかっています。
     
    日本経済新聞によれば、iPhoneとマイナンバーカードだけで確定申告や、児童手当の申請などの手続きが可能になるとのことです。

    使用できるのは最新のiPhoneのみか

    米AppleInsiderによると、Core NFCの機能拡張に必要なハードウェアは、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxの最新iPhoneモデルのみに埋め込まれているとのことで、旧iPhoneモデルで拡張されたNFCが利用できるかどうかは定かではありません。
     
     
    Source:Bundesministerium des Innern, für Bau und Heimat via AppleInsider
    Photo:Tim Reckmann/Flickr
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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