Facebook、ユーザーに献血を呼びかける機能を米国でも開始

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Facebookは現地時間6月12日、献血者として登録したユーザーに対して、周辺の血液バンクで血液が足りなくなった場合に献血を呼びかける機能を、米国でも開始すると発表しました。

2017年よりスタートしたFacebookの献血呼びかけ機能


 
2017年に発表されたFacebookの「献血呼びかけ機能」は、献血者として登録をすると、周辺の血液バンクで血液が足りなくなった場合にアプリ上で通知される機能です。
 
同機能は最初にバングラディッシュ、ブラジル、インド、パキスタンで開始され、現在までに3,500万人以上のユーザーが献血者として登録しています。
 
血液バンクが行った対面調査によると、インドとブラジルの献血センターでは、献血をした人の20%がFacebookの取り組みに影響を受けて献血を決めたそうです。

6月12日より米国でも段階的に開始

Facebookは6月12日より、米国の主要な献血組織とパートナーシップを組み、献血呼びかけ機能を米国内でも開始します。
 
最初はシカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコ・ベイエリア、ボルチモア、ワシントンDCで開始し、今後数カ月の間に全米で利用可能になる予定です。
 
献血組織Vitalantのマーケティングコミュニケーション部長であるミジー・エジコム氏によると、米国では輸血を必要とする患者の生活を変えるためには、毎日何万人もの献血者が必要だそうです。
 
特に、夏や冬といった時期は献血者を集めることが非常に難しいため、Facebookの献血呼びかけ機能が上手く働けば、これまで以上に多くの人を救えるようになるかもしれません。
 
 
Source:Facebook via CNET Japan
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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