Huawei、Androidの代替としてロシアのAurora OSを試験中か

    Huawei

    Huawei
     
    米政府の制裁により、使用できなくなったGoogleのAndroid OSの代替として、Huaweiがロシアの「Aurora OS」の採用を検討していると報じられています。

    Aurora OSへの切り替えを検討か

    Aurora OSは、フィンランド企業Jollaが開発したSailfish OSをベースとしたOSで、ロシアのOpen Mobile Platformが開発を進めてきました。2018年に、ロシアの通信事業者Rostelecomが、Open Mobile Platformの株式75%を取得しています。
     
    ロシアメディアThe Bellは、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(6月6日〜8日)開催中に、Huaweiの取締役副会長兼輪番会長の郭平(グオ・ピン)氏が、ロシア連邦デジタル発展・通信・マスコミ省のコンスタンチン・ノスコフ大臣と、Aurora OSへの切り替えの可能性を話し合ったと伝えています。
     
    同メディアはまた、Huaweiはすでにさまざまな自社スマートフォンにAurora OSをインストールし、試用しているとも記しています。

    各国で独自OSの商標登録出願

    一方でHuaweiは、独自OSとされる「HUAWEI HongMeng(ファーウェイ・ホーンムオーン)」の商標を、世界各国で出願したことが判明しました。Reutersによれば、欧州連合(EU)、韓国、カンボジア、カナダ、ニュージーランド、ペルー、そしてエスマックスによれば日本でも、商標登録を出願しています。

     
     
    Source:The Bell via Forbes,Reuters,エスマックス
    (lunatic)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次