iPhoneの携帯回線でのアプリダウンロード制限、200MBに引き上げ
Appleは、App StoreなどからiPhoneのモバイルデータ通信でダウンロードできるアプリなどコンテンツの容量制限を150MBから200MBへと拡大しています。
約1年9カ月ぶりの容量制限引き上げ
Appleは、同社の運営するApp StoreやiTunesから、モバイルデータ通信を使ってコンテンツをダウンロードする場合の最大容量の制限を、150MBから200MBへと引き上げています。
これによって、より多くのアプリがモバイルデータ通信経由でダウンロード可能となります。
今回の容量制限引き上げは、2017年9月に100MBから150MBに引き上げられて以来となります。
容量制限、そろそろ見直しの時?
モバイルデータ通信でのダウンロード容量制限は、ユーザーが間違って大容量のゲームアプリなどをダウンロードしてしまい、データ通信容量を使い切ってしまうのを防ぐ目的で設けられています。
米メディア9to5Macは、データ通信容量無制限のプランを利用するユーザーが増えていることを考慮すると、容量について警告を出したあとにユーザーがダウンロードに進めるようにしても良いのではないか、と提案しています。
App Storeでアプリのサイズは大きく表示される
9to5Macはまた、アプリはApp Storeに圧縮された状態で保存されており、圧縮されたままダウンロードされるが、App Storeには圧縮前のサイズが表示されている、とも指摘しています。
そのため、App Storeでサイズが240MBと表示されたアプリもモバイルデータ通信でダウンロードできる場合がある、と例を挙げ、容量制限に疑問を示しています。
Source:9to5Mac
(hato)