Apple、自動運転車プロジェクト「Titan」に応用可能な酔い止め装置の特許を申請


 
Appleが、新たな自動車関連技術の特許を2016年に申請していたことが今週明らかになりました。特許には、ハプティック(触覚)フィードバックを使って乗車体験をよりスムーズなものにする技術の詳細が記されています。

運転者が状況把握しやすくなる

今回公開されたAppleの特許技術は、空気ばねなどのハードウェアやハプティックフィードバックなどのソフトウェアを組み合わせて車両振動を減らし、車体を安定させて車酔いのリスクを減らせる、と説明されています。
 
「システムは、駆動装置の変位などの情報を、ハプティックフィードバックという形で運転者に伝える」ことができ、「運転者が状況を把握できるようにする」と記載されています。
 

「Titan」は今も順調に進んでいる?

Appleは、Appleの自動運転車プロジェクト「Titan」のため、Teslaから多くの人材を引き抜き、一時カリフォルニアで70台の自動運転車で走行実験を行うなど、順調な発展を見せていましたが、今年の1月にプロジェクトに携わっていた200人以上の従業員を解雇したことが判明しており、現在の進捗状況はあまりよくわかっていません。
 
2月には、Apple Carは乗用車ではなく電気バンになると、ドイツの雑誌が伝えましたが、「Titan」プロジェクトが実際にどのような形で製品化に至るかは不明です。
 
 
Source:Apple/USPTO via AppleInsider
(lexi)

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