次期iPhoneは本格生産に向けて順調、現行モデルは減産へ
Appleが、9月の発売が見込まれる次期iPhoneの本格生産に向けて、現行モデルiPhoneの生産量を減らす動きを見せているようです。次期iPhoneは、順調に本格生産に向かっている模様です。
次期iPhone発売に向けて現行モデルを減産
Appleが旧型iPhoneの発注量を2019年第3四半期(7月〜9月)に減らす、とRosenblatt証券がスマートフォンのサプライチェーンから得た情報としてレポートしています。
2018年モデルのiPhoneのうち、iPhone XSとiPhone XS Maxは第2四半期(4月〜6月)に在庫量が増加している、と述べています。
また、iPhone XRについては販売数が減少しているものの、これは例年、iPhoneの販売数が低迷する第2四半期に特有のものだろう、と分析しています。
次期iPhoneは順調に本格生産へ
Rosenblatt証券は、2019年モデルのiPhoneは、本格生産に向けて「順調」である、と述べています。
米メディアAppleInsiderは、Appleが例年の製品発売スケジュールを維持しており、次期iPhoneの発売に遅れがなさそうという点で安心材料と言えそうだ、とコメントしています。
米中貿易摩擦の影響、iPhoneの中国でのシェアは低下へ
アメリカと中国の貿易摩擦の影響についてRosenblatt証券は、中国においてiPhoneの市場シェア低下につながるだろう、と予測しています。
先日は、JP Morganが「アメリカによるHuawei排除の影響で、中国におけるiPhoneのシェアが低下する」との予測を発表しています。
Source:AppleInsider
Photo:DigitIndia
(hato)