TikTok運営のByteDance、独自スマホの開発を計画か

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    人気動画共有アプリ「TikTok」を運営するByteDanceが、独自スマートフォンの開発を計画中である、とFinancial Timesが現地時間27日に報じました。

    TikTokなどの自社アプリをプリインストール

    Financial Timesによると、ByteDanceが計画している独自スマートフォンはTikTokをはじめとした同社のオリジナルアプリをプリインストールしたもので、開発の狙いはアプリのユーザー数拡大にあるそうです。
     
    このプロジェクトはByteDance創設者の張一鳴氏が考案し、中国のソフトウェアメーカー「Smartisan Technology」から特許を買い取り、従業員を引き抜くことによって進められるとしています。

    独自スマホを市場に浸透させるのは至難の業

    ByteDanceはインドや米国といった中国以外のマーケットにも多くの顧客を抱える、中国では数少ないIT企業の一つとして知られています。
     
    しかし、Samsung、Huawei、Appleといった企業が市場を独占する中で、新規参入者が独自スマートフォンを市場に浸透させるのは容易いことではありません。
     
    事実、2013年にはFacebookのアプリがプリインストールされた「HTC First」、2014年にはAmazon製スマートフォンの「Fire Phone」が登場しましたが、いずれも売上不振で販売終了しています。
     
     
    Source:Financial Times via CNET Japan
    Photo:Fugitron/Wikimedia Commons
    (kotobaya)

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    この記事を書いた人

    2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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