Nike、スマホで足を撮影するだけで適正サイズをオススメする機能をアプリに追加

    Nike Fit

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    Nikeは同社が提供するiOSおよびAndroidアプリに、足を撮影するだけで、ぴったり合ったサイズの靴をオススメしてくれる新機能「Nike Fit」を追加することを明らかにしました。

    瞬時に足をスキャン

    靴を選ぶとき、サイズ選びに迷ったことはないでしょうか。ショップには足のサイズを測定する機器も置いてありますが、幅と長さは測れても、甲の高さを測定することはできません。
     
    Nike Fitは足の長さ、幅、甲の高さなどを瞬時に正確に測定し、足に合った靴のサイズを教えてくれる機能です。

    足のデータはNikePlusのプロフィールに保存

    Nikeによれば、Nike Fitはコンピュータービジョン、データ科学、機械学習、人工知能(AI)、レコメンデーション・アルゴリズムを組み合わせた独自のスキャン機能です。
     
    使い方は簡単で、アプリを開き、スマートフォンのカメラで両足を撮影するだけです。Nike Fitは足をスキャンし、わずか数秒で足の13カ所のデータを収集して形状をマッピングします。足のデータはNikePlusのプロフィールに登録されるので、ユーザーは新しいNikeの靴を購入する時に、いつでも利用することができます。
     
    Nike Fit

    靴の種類によって適正サイズは異なる

    足をスキャンしてデータを保存しておくと、Nikeのアプリまたは実店舗で靴を購入するときに、好みの靴の「どのサイズが適正なのか」を教えてくれます。
     
    たとえば「Nike Cortez」を購入するとします。するとアプリはその靴の適正サイズを表示します。つまり別の靴、たとえば「Nike Air Zoom Pegasus」を選ぶと、Nike Cortezとは異なるサイズを提示される可能性があるのです。
     
    またゲストモードを利用すれば、家族や友人の足のデータを保存することも可能です。

    7月にまず米国で利用可能に

    Nike Fitの機能は7月に利用可能となりますが、当面は米国のみで公開されます。ただし夏以降は欧州へも拡大する計画とのことです。日本でいつ利用可能になるかは、現時点では不明です。

     
     
    Source:Nike via Engadget
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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