ティム・クック氏、ワシントンD.C.の歴史ある図書館を改装した店舗への意気込み語る


 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、5月11日のオープンを控えた、米ワシントンD.C.の歴史ある図書館Carnegie Libraryを改装したApple Storeについての思いをThe Washington Postに語りました。

単なる店舗以上の役割を果たす

2年前に開始されたAppleのCarnegie LibraryのApple Storeへの改装工事には、3,000万ドル(約33.3億円)が費やされたと推測されています。そのコストの内訳は、ファサード(建築物の正面部分)の復元に700万ドル(約7.77億円)、造園と敷地工事に200万ドル(約2.22億円)と見積もられており、加えてAppleは土地の借地契約に年間70万ドル(約7,777万円)を今後10年間支払い続けるとされています。
 
クックCEOは、Carnegie Libraryをオリジナルのデザイン基準に沿って蘇らせることについて、「世界でも最も歴史的で、大胆な復元である」とコメントしており、単なる店舗以上の役割を果たすことになると意気込みを語りました。
 

我々のルーツは教育と創造性にある。Appleがどこから始まったかを考えると、スティーブとそのチームが人々に素晴らしいことを成し遂げるためのツールを提供することに集中したことにある。
 
我々は創業当時から企業としてクリエイティブなコミュニティに奉仕してきており、みながクリエイティブなコミュニティの一員であるべきと信じている。…
 
”ストア”以外の名前が必要かもしれない。なぜならコミュニティがもっと多様なやり方で使用できる場所だからだ。

 
 
Source:The Washington Post via MacRumors
Photo:Apple/PoPville
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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