Samsung、画面がデバイスの表と裏に続くデバイスの特許を取得


 
Samsungが、新しいディスプレイ技術を搭載したデバイスの特許を取得したことがわかりました。画面がデバイスの表と裏にとぎれなく続いているのが特徴です。

リアルタイムでの翻訳などに便利か

Samsungが2016年10月に米国特許商標庁(USPTO)に申請していた特許の認可が今年4月25日に下りた模様です。
 
デバイスに手をかざす、もしくはスタイラスを上に置くと、表と裏に設置されたディスプレイのどちらを使うかを選択できます。
 
ディスプレイがデバイスの表と裏の両面についているため、言語の翻訳などに威力が発揮されるとみられています。翻訳が必要な人同士がデバイスを挟んで向き合うと、リアルタイムで行われた翻訳がお互いのディスプレイ上に表示されます。
 

画面に隔たりがないのが特徴

デバイスの両面にディスプレイが搭載されているデバイスといえば、Vivo NEX Dual Displayなどがすでに存在しています。
 
今回のSamsungの特許デザインは、画面の上部を通ってディスプレイが隔てられることなくデバイスの表と裏に配置されている点がVivoのデバイスと異なります。
 
デバイスの上からでもディスプレイが見られるため、ポケットに入れた状態でも通知の確認を行ったりすることができるのではないかとEngadgetは推測しています。
 

 
 
Source:LetsGoDigital via Engadget
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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