Apple、香港・英国など向けAC電源プラグの自主回収を発表


 
Appleは現地時間4月25日、主に香港、シンガポール、英国向けに設計された3芯のApple AC電源プラグの自主回収を発表しました。

世界全体で6件の事故が発生

対象となるのは、2003年から2010年にかけて出荷されたMacおよび一部のiOSデバイスに同梱された電源プラグ(上記の国向け)、および同期間中に販売された「Appleワールドトラベルアダプタキット」に含まれていた電源プラグです。
 

非常にまれなケースではあるものの、電源プラグが故障し、露出している金属部分に触れると感電する危険性があるとのことです。Appleは、これまでに世界全体で6件の事故が発生したことを認識していると記しています。
 
なおUSB電源アダプタは自主回収の対象外です。

新しいアダプタと交換


 
Appleは安全のため、該当する電源プラグの使用をただちに中止し、新しいプラグと交換するよう呼びかけています。
 
自主回収の対象となる電源プラグは、全体がホワイト(白色)で、Apple電源アダプタとの接合部のくぼみ(凹部)に文字が一切印字されていません。これに対し、新しい電源プラグは同じくホワイト(白色)ですが、Apple電源アダプタとの接合部のみグレー(灰色)になっています。自分が所有する電源プラグが該当するかどうか、また交換方法については、AppleのWebページを確認してください。

 
 
Source:Apple
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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