Appleのジョナサン・アイブ氏、デザインと責任のあり方について対談で語る

アップル ジョナサン・アイブ

アップル ジョナサン・アイブ
 
Appleの最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏が、ファッションブランドDior Menのクリエイティブ・ディレクターのキム・ジョーンズ氏と対談し、これまでに存在しないものを作るときどのように責任をとるべきかを語りました。

何か新しいものを作るとき、何が起こるかわからない

アイブ氏は、Appleの環境・政策・社会イニシアティブ担当上級副社長のリサ・ジャクソン氏の功績について触れながら、新しいものを作る際の責任をとることの難しさについて述べました。
 

社会的、文化的な領域において責任をとるというのは複雑なことだ。イノベーションを起こしていて何か新しいものを作るとき、何が起こるかわからない。最も重要なことのひとつは、段階に応じて何を自分の責任とみなすかだ。出荷が完了した時点で責任を果たしたことにはならないだろう。何か新しいものを作るとき、何が起こるかわからないが、その結果に対応する責任がある

元Appleデザイナーがスマホ中毒を懸念

先日、元Appleデザイナーのイムラン・チョウドリ氏が、「iPhoneをデザインする段階からスマートフォン依存について気にかけていた」とイベントで登壇したときに語っており、子どもを始めとするユーザーがiPhoneなどのApple製品を使いすぎていることにもっと気をかけるべきだった、と自責の念を表しました。
 
Appleは2018年の開発者会議WWDCで「スクリーンタイム」機能を発表しており、スマホの使用頻度がわかるようになっています。
 
 
Source:Document via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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