米国で2019年第1四半期に最も売れたiPhoneはiPhone XR
調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)の調査から、2019年第1四半期(1−3月)に米国で最も売れたiPhoneのモデルはiPhone XRだったことがわかりました。
iPhone XRのシェアは38%
CIRPによると、第1四半期に米国で販売されたiPhoneの59%を、iPhone XS/XS Max/XRが占めました。中でも最も売れ行きがよかったのがiPhone XRで、シェアは38%となっています。
iPhone XRは2018年第4四半期(10−12月)においても最も売れたモデルであり、2四半期続けて売上台数シェア首位を維持しています。
米国においては1年前の2018年第1四半期も、当時の最新モデルの売上がiPhone全体の約60%を占めていました(前述したように今年は59%)。しかし今年はほかの2モデルよりも安価なiPhone XRの売上がもっともよかったことから、CIRPはiPhoneの平均販売価格(ASP)は1年前より下がり、約800ドルになったと見積もっています。
AppleCare加入者はわずか3%
CIRPはAppleのサービスについても調査データを公開しています。米国で2019年第1四半期にiPhoneを購入した人のうち、有料でiCloudストレージを利用しているのは48%、Apple Music利用者は21%、iTunesで楽曲を購入している人は13%でしたが、AppleCareの加入者はたった3%でした。
今回のデータはCIRPが2019年1−3月に、Apple製品を購入した米消費者500人を対象として実施した調査結果をまとめたものです。