Apple、さらに強固なコーティング技術の特許を申請


 
Appleが現在の製品に使用されているデバイスのコーティングよりもさらに耐性の高い新技術の特許申請を行っていたことがわかりました。

iPhone XSのコーティングの強度は上がっている?

iPhone XS/XS Maxの強度は、「スマホ最強ガラス」が採用されているといわれるほど高いことが落下テストの結果から明らかになっています。
 
ポケットの高さ、頭の高さ、3メートルの高さからの3段階の高さからiPhone XとiPhone XS/XS Maxを落下させる実験では、iPhone XSは3メートルの高さから落としてもディスプレイ側と背面どちらにもひび割れは生じなかったことがわかっています。
 
落下テストだけでデバイスの強度の判断はできませんが、頭の高さから落とされてディスプレイにひびが入ってしまったiPhone XよりもiPhone XS/XS Maxの強度が高くなっている可能性が指摘されています。

ダイヤモンドのようなカーボン素材などを使用

今回Appleはさらに強固なデバイスコーティング技術の特許申請を行っていたことが明らかになりました。
 
コーティングは複数層からなっており、ダイヤモンドのようなカーボン素材酸化チタン(IV)などの使用が想定されています。
 

 
新しいコーティング技術は、iPhone、iPad、Apple Watch、MacBook、AirPodsなど様々なデバイスへの応用が考えられているようです。
 
特許申請は新技術の開発を裏付けるわけではありませんが、今後さらにデバイスコーティングが強固になっていく可能性は十分にあると考えられます。
 
 
Source:Patently Apple
Photo:Jenifer Chen/Flickr
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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