第5世代iPad miniの分解レポート、iFixitが公開

第5世代iPad miniの分解レポートをiFIxitが公開しています。A12プロセッサを搭載、Apple Pencil(第1世代)に対応しパワーアップした人気モデルは、内部も地道に進化しています。
外観はiPad mini 4とほとんど変化なし
第5世代iPad miniは、iPhone XSやiPhone XRと同じ、A12 Bionicプロセッサを搭載しApple Pencil(第1世代)が使えるようになり、先代モデルから大きな進化を遂げています。
iFixitによると、外観で第5世代iPad miniとiPad mini 4を見分ける方法は、第5世代のA2133というモデル番号と、第5世代では認証登録マークが本体背面の刻印ではなく画面表示に変更された点くらいしかない、とのことです。
RAMが2GBから3GBへと大型化
第5世代iPad miniのバッテリー容量はiPad mini 4と同じ19.32 Whですが、バッテリーのモデルとコネクタの種類が変更されています。
フロントカメラはiPad mini 4の1.2メガピクセルから7メガピクセルへと引き上げられたほか、新たにTrue Toneディスプレイを搭載し、マイクの位置が変更されています。
A12 Bionic搭載にあわせて、RAMはiPad mini 4の2GBから3GBへと容量アップしています。
修理しやすさは10点中2点と辛口
分解を終えたiFixitは、iPad miniの内部構造はiPad(第6世代)ともiPad Airとも異なる、独自の設計になっている、とコメントしています。
iFixitは、第5世代iPad miniは以前のモデルと同様、多くのパーツが接着剤で固定されており修理は困難で、バッテリーも交換可能だが必要以上に難しいと評価し、修理のしやすさを10点満点中2点と低く評価しています。ちなみに、iFixitによる第2世代AirPodsの分解レポートで、修理のしやすさは0点でした。
iFixitは、iPad Airの分解レポートも近日中に公開すると予告しています。
Source:iFixit
(hato)