約3割が脱スマホ・スマホ断食意向あり 10代の半数はスマホ疲れを経験

携帯電話の買取・販売を行う携帯市場が行った「スマホ疲れ調査」によると、約3割の人が今までにスマートフォンの利用を辞めたいと考えたことがあると回答しました。特に10代の2人に1人はスマホ疲れを経験しているようです。
本調査は10代〜60代の男女600名を対象に、2019年2月8日〜2月9日にかけてインターネット上で実施されました。
若年層のスマホ疲れが顕著に 10代の約半数が経験
対象者600名に、今までスマートフォンの利用を辞めたいと考えたことがあるかを聞いたところ、33%が「ある」と回答しました。
年代別で見ると10代・20代といった若年層にその傾向が強く、10代は48%が脱スマホを考えたことがあるようです。
脱スマホ・スマホ断食をしたくなる理由1位は「SNSの返信が面倒」、2位は「バッテリーの消耗」、3位は「インターネットやゲームのしすぎ」でした。
「SNSの返信が面倒」と回答した87人のうち10代は24人、20代は29人とそれぞれ約3割を占めています。若年層のスマホ疲れ原因は、SNSのストレスからくるものが大きいようです。
1日のスマホ利用時間は「1時間〜3時間」が最多
1日のスマートフォン利用時間は、1位が「1時間〜3時間」、2位が「40分以内」、3位が「3時間〜5時間」となっています。
年代別で見ると、若年層ほど利用時間は多い傾向にあり、10代の約3割が1日に5時間以上利用すると回答しています。
57%が「スマホのない生活は考えられない」
スマートフォンのない生活は考えられるかを聞いたところ、43%が「考えられる」、57%が「考えられない」と回答しました。
年代別では、40代以上で「考えられる」と回答した人の割合が多く、10〜30代では「考えられない」と回答した人の割合が多くなっています。10〜30代はスマートフォンが生活に欠かせなく、スマホ依存の傾向が強いことがわかります。
Source:携帯市場
Photo:photoAC-red machine
(kotobaya)