Googleマップで山道などが消えていると多くの苦情ツイート〜新マップの導入が原因か


     
    日本国内のGoogleマップの仕様が変更され、ユーザーの混乱を引き起こしているようです。Googleがゼンリンと地図データに関する契約を打ち切ったのが原因との意見もありますが、公式な見解は発表されていません。

    ゼンリンとの契約解除との噂も公式発表はなし

    ITmedia Newsによれば、Googleマップの地図の右下にあった「ZENRIN」の表記が消され、「地図データ©2019 Google」へと変更されているとのことで、ゼンリンの地図データがGoogleマップで使用されなくなった可能性が指摘されています。
     
    しかしながら、ゼンリンはGoogleとの契約解除との報道に対して公式な発表はしていないとの声明を出しています。
     

    本日、一部メディアより、他社の地図サービスについて当社に関する報道がなされておりますが、当社として発表したものではございません。
    今後、お知らせすべき事項が生じた場合は、速やかに公表いたします。

     
    3月22日のゼンリン株価がストップ安となっていることもあり、同社は慎重な対応を迫られているのかもしれません。

    Googleはマップの変更を事前に告知

    Googleは、3月6日付けで「日本のGoogleマップが変わります!(近日公開予定)」とブログで投稿しており、マップに変化がもたらされることを事前に告知していました。
     
    Googleは日本国内の同社のマップサービスの在り方について以下のようにコメントしています。
     

    日本におけるGoogleマップの次のステップは、より柔軟かつ包括的なマップを皆さまに提供することです。そのために、ストリートビュー画像、交通機関を含む信頼のおける第三者機関から提供される情報、最新の機械学習技術、地域のユーザーの方々からのフィードバックなどを活用し、新しい地図を開発しました。

     
    Twitterユーザーの?cosmo?氏(@rm86678921)は、今回のGoogleマップの切り替えは次世代地図アプリケーションの開発とつながっていると指摘しています。
     

    山道や線路などがなくなっているとユーザーから悲鳴

    Twitter上には、道や線路がなくなっていると多くのユーザーから苦情ツイートが投稿されています。
     


     


     


     


     


     


     
     
    Source:ITmedia News [1], [2], ZENRIN, Google, ねとらぼ, ダイナミックマップ基盤株式会社
    Photo:CMetalCore/Wikimedia Commons
    (lexi)

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