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2019年3月22日 21時28分

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Nokiaスマホ、中国にユーザーの位置情報など送信との報道。当局が捜査開始

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Nokia 7 Plus
 
ノルウェーのユーザーが使っているNokiaのスマートフォンが、ユーザーの位置情報などを中国のサーバーに送信していたことが発見された、と報じられています。Nokiaブランドを保有するHMD Globalが本社を置くフィンランド当局が捜査を開始しています。

中国に送信されるユーザーの位置情報

複数のNokiaブランドスマートフォンが、ユーザーの位置情報、SIMカード情報、端末の使用状況などを中国にあるサーバーに送信していることが分かった、とノルウェーのテクノロジーメディアNRKbetaが報じています。
 
NRKbetaは、読者から「Nokia 7 Plus」が電源投入やロック解除時に、中国のサーバー「vnet.cn」に位置情報などを送信している、との情報提供を受けて調査したところ、「Nokia 2」「Nokia 3」「Nokia 5」でもユーザー情報が中国国内のサーバーに送信されているのを確認したそうです。
 
Nokia 7 Plus vnet.cnへの送信
 

送信先は中国の携帯キャリアと、ランサムウェア拡散ドメイン?

データ送信先のひとつ「vnet.cn」のドメインを調べると「China Internet Network Information Center (CNNIC) 」という、中国を示すトップドメイン「.cn」の管理団体が登録者となっていました。
 
whois-vnet
 
NRKbetaがCNNICに照会したところ「このドメインは中国の大手キャリアChina Telecomが保有している」との回答があったそうです。
 
また、このほかの送信先である「aps.c2dms.com」は、ランサムウェアを拡散している、とマークされている中国企業のサーバーであることも分かったそうです。
 
報道を受けて、HMD Globalが本社を置くフィンランドの情報保護当局が捜査を開始した、とフィンランドメディアHelsingin Sanomatが報じています。

HMD、海外サーバーへの送信を認める

Nokiaブランドの製品を販売するHMD Globalは以下の声明を発表し、フィンランド当局と協議を行なっており、必要であればノルウェー当局にも協力する、と発表しています。
 

調査の結果、ソフトウェアパッケージング過程での手違いにより、一部の端末がアクティベーションデータを海外サーバーに送信していたことが分かりました。これらの情報は利用されておらず、第三者との共有もされていません。
 
この問題は、アップデートの配信により、ほぼ全ての端末で解決済みです。HMD Globalは、お客様の安全とプライバシーを重視しています。

中国向け製品を間違ってヨーロッパで販売?

携帯電話情報専門メディアのPhoneArenaは、「中国向けに出荷しようとした端末を、間違ってヨーロッパで販売してしまった可能性も考えられる」と指摘しています。
 
今後、事態の全容解明に期待したいところです。
 
 
Source:NRKbeta(Google翻訳) (1), (2) via PhoneArena
(hato)

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