Appleティム・クックCEOの人物像に迫った書籍、4月に発売

Tim Cook: The Genius Who Took Apple to the Next Level

Tim Cook: The Genius Who Took Apple to the Next Level
 
Appleの最高経営責任者(CEO)、ティム・クック氏の人物像を描いた書籍が4月に刊行されます。執筆したのは、2013年にAppleの最高デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏のデザイン哲学に迫った書籍の著者です。

天才・ジョブズ氏の後を継ぎ、Appleを率いるクック氏に迫る

AppleのCEO、ティム・クック氏の人物伝「Tim Cook: The Genius Who Took Apple to the Next Level(ティム・クック:Appleを次のレベルに引き上げた天才)」は、4月16日に発売されます。
 
公開されている書籍紹介には、以下の記述があります。
 

スティーブ・ジョブズ氏の死去は、世界で最もイノベーティブな企業に大きな喪失感を与えました。ジョブズ氏は、Appleの象徴的な創業者かつCEOであるだけでなく、世界的な巨大ブランド、Appleの生きる伝説そのものだったからです。
 
ジョブズ氏の穴を埋めることは誰にもできない、とりわけクック氏には無理だろうと考えられていました。控えめで、周囲からはAppleの「ドローン」(自分の意志なく操縦されている人)とみなされていたからです。

明かされる、Apple対FBIの舞台裏

同著は、米カリフォルニア州で2015年に発生した銃乱射事件の捜査をめぐり、ユーザーのプライバシー尊重を貫くクック氏が、FBIの捜査要請を断固拒否して世界的注目を集めた一件の裏側も描き出しています。
 
このほか、複数のApple関係者への取材などを通じて、ジョブズ氏とは違ったスタイルで巨大企業Appleを率いるティム・クック氏の人物像に迫っています。

ジョナサン・アイブ氏に続き、ティム・クック氏に迫る

「Tim Cook: The Genius Who Took Apple to the Next Level」の著者は、iPhone Maniaでも書評をご紹介した、ジョナサン・アイブ氏のデザイン哲学に迫った好著「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」の作者で、Apple関係情報サイトの編集者、リーアンダー・ケイニ―氏です。
 
アイブ氏の人物伝では、Apple製品が発売されるまでのプロセスなどが明かされているほか、初代iPhoneの試作品や、アイブ氏が日本の文具メーカー、ゼブラのためにデザインした製品の図版などが掲載されています。
 
クック氏の人物伝でも、興味深い逸話や珍しい図版に期待したいところです。

電子書籍版、印刷版ともに日本から予約可能

「Tim Cook: The Genius Who Took Apple to the Next Level」は、AmazonやApple Booksで予約受付が開始されており、日本でも注文できます。
 
Tim Cook: The Genius Who Took Apple to the Next Level
 
本稿執筆時点での予約販売価格は、Apple Books(電子版)が1,500円、日本のAmazonでは、Kindle版が2,408円、ペーパーバックが2,343円、ハードカバーが3,049円です。
 
 
Source:9to5Mac, Apple Books, Amazon
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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