トランプ米大統領、「ティム・アップル」と呼んだのは時間を節約するためだったと釈明


     
    現地時間の3月6日にワシントンD.C.で開かれた会議で会談したAppleティム・クック最高経営責任者(CEO)とトランプ米大統領の両氏ですが、ミーティングの最中にクックCEOが誤って「ティム・アップル」と呼ばれてしまう場面がありました。トランプ大統領はこのことに関して釈明する内容のツイートを投稿しました。

    貴重な時間を節約するためにあえて「ティム・アップル」と呼んだ?

    トランプ大統領がAppleティム・クックCEOを「ティム・アップル」と呼んだことについての批判が集まっており、クックCEO自身もTwitterの名前表示を「ティム・アップル」に変更するなど、ネタとして捉える動きもさかんです。
     


     
    トランプ大統領は批判に対して堪忍袋の緒が切れたのか、「あえて時間を節約するためにティム・アップルと呼んだ」との謎のツイートを投稿しました。
     

    最近の企業役員とのラウンドテーブルにおいて、「Appleのティム・クック」と公式に紹介したあと、時間と言葉を節約するために「ティム+アップル」すなわち「ティム/アップル」と呼んだ。このことに関するフェイクニュースが拡がっており、またトランプの悪い話となってしまっている!

     

    いったいどれくらいの時間の節約につながったのか検証

    The Washington Postは、トランプ大統領がティム・クック・オブ・アップル(Tim Cook of Apple)と呼ぶ代わりに「ティム・アップル」と省略することでどれだけの時間につながったのかをつぶさに調査しました。
     
    その結果、“Cook”という単語を言うのに0.27秒“of”を言うのに0.157秒かかることがわかり、大した時間の節約になっていないことが判明しました。
     
    単に時間を節約したければ「クック」と呼べばよいだけの話、とThe Washington Postは厳しい口調で記事をまとめています。
     
     
    Source:The Washington Post
    Photo:Gage Skidmore/Flickr
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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