米国のFacebookユーザー数、過去2年間で1,500万人減っていたことが判明


     
    米国のFacebookのユーザー数が、2017年から2019年の間で1,500万人少なくなった、とMarketplaceが伝えています。とは言ってもユーザーがソーシャルメディアを辞めたわけではなく、同じくFacebookが所有するInstagramにユーザーが移ったことがわかっています。

    ユーザーはFacebookからInstagramに流れている

    Edison Researchのラリー・ロジン氏によれば、米国内の12歳以上の人口の6%に相当する1,500万人が過去2年間の間にFacebookを辞めたとのことです。特筆すべきは2年連続がユーザー数が下がり続けていることであり、ソーシャルメディアの最も大きな市場である米国でのこの現象は見過ごすことはできません。
     
    米国の人口の約80%がソーシャルメディアを使用しているといわれていますが、Facebookのユーザー数の減少がソーシャルメディア離れを意味しているわけではありません。同じくFacebookが所有するInstagramのユーザー数が伸びていることが明らかになっているためです。

    Instagramと同時にポッドキャストも上昇している?

    米国人口のInstagramを利用している割合は過去2年間に9%から16%に上昇しており、12歳以上の人口の50%以上がポッドキャストを聴いていることがわかっています。
     
    12歳以上の人口の3分の1以上が過去1カ月以内にポッドキャストを聴いたと答えており、月間9,000万人のユーザー数に達する計算になります。
     
    また、スマートスピーカーの所有率も上昇傾向にあり、現在米国の23%の人口が何らかのスマートスピーカーを所有していることがわかっています。ユーザーは複数のスマートスピーカーを所有する傾向があり、ユーザーの4分の1は3台以上のスマートスピーカーを所有していることも明らかになっています。
     
     
    Source:Marketplace via 9to5Mac
    Photo:Book Catalog/Flickr
    (lexi)

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