【動画】Huaweiの折りたたみスマホ「Mate X」でゲームをプレイすると?

    Huawei Mate X

    Huawei Mate X
     
    広く予想されていたとおり、2019年は「折りたたみスマートフォン」の年となりそうです。スマートフォン市場でシェア1位のSamsungと2位のHuaweiは先日、相次いで折りたたみが可能なスマートフォンを発表しました。しかし、一体どのような用途が予想されているのでしょうか。

    シームレスな画面が特長

    折りたたみスマートフォンの可能性を考えるうえで、2月28日までスペイン・バルセロナで開催されているMobile World Congress(MWC)にて公開された、Huawei Mate Xの実機デモ動画は大いに参考となりそうです。
     
    YouTubeに公開された30秒ほどの動画では、ディスプレイを広げることで、画面上に表示されるゲームのフィールドが一気に倍増している様子が確認できます。ヒンジで繋がっているパネル同士の境目も動画では分かりません。
     

     
    もともと両手で操作するタイプの横画面型ゲームであれば、上下にディスプレイを展開しても横幅は変わりません。操作感はそのままで視野が広がるのがポイントです。

    どれだけアプリが対応するかが鍵

    Mate Xは広げた状態で、高さが161.3センチ、幅が146.2センチです。iPad mini4が高さ203.2センチ、幅134.8センチなので、iPad mini4と比較して高さが約20%狭くなり、幅が約8%広がった計算です。
     
    Huawei Mate X
     
    ちなみに、iPhone XS Maxが高さ157.5センチ、幅77.4センチですから、横画面ゲームの場合、ほぼスマートフォンと同じような感覚でプレイできるというのは、先述したように大きな利点となります。
     
    しかし、ここで問題になってくるのはアスペクト比でしょう。通常モードは19.5:9ですが、パネルを広げた場合は8:7.1(2,480×2,200ピクセル)となります。
     
    そうなると、パネルを折りたたんだ場合と広げた場合の表示切り替えのみならず、このアスペクト比に対応しているかもアプリ開発の鍵となりそうで、アプリが対応していない場合は、せっかくの巨大ディスプレイを活かしきれないケースも出てくることが考えられます。
     
    したがって、業界全体が動意づいて折りたたみスマートフォンに大きく舵を切るまで、ひとまずデベロッパーも様子見といったところでしょうか。
     
     
    Source:YouTube via Twitter-Ben Geskin
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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