ドコモ、電話を自動で文字/音声変換する「みえる電話」の正式サービスを3月1日に開始

NTTドコモ みえる電話

NTTドコモ みえる電話
 
NTTドコモは、「みえる電話」の正式サービスを3月1日に開始すると発表しました。耳の聞こえにくい方や、自分の声で言葉を話すのが難しい方も、安心して音声通話が利用できます。サービスは無料で利用できます。

通話内容を自動で文字/音声変換

NTTドコモの「みえる電話」は、電話の音声をスマートフォン画面にリアルタイムで文字変換して表示するほか、文字入力した内容を相手に音声で伝えることができるサービスです。
 
そのため、耳の聞こえにくい方や、言葉を話すのが難しい方でも、音声の電話を安心して利用することができます。
 

NTTドコモ みえる電話

通話相手の声を文字に変換して読むことができる


 
NTTドコモ みえる電話

入力した文字を相手に音声で伝えることも可能


 

音声と文字の変換処理は、ドコモのネットワーク上で行うため、通話相手はアプリのインストールは必要ありません。
 
サービス提供開始は2019年3月1日午前10時です。
 
「みえる電話」サービスは、ドコモのFOMA/Xi契約で、spモードの契約があるスマートフォンもしくはタブレットに、専用アプリ(iOS、Android)をインストールすれば利用できます。利用申し込み手続きは不要です。また、料金は無料です。
 
対応OSは、iOS11.0以上、Android 6.0以上です。

自分の携帯番号で発着信可能

ドコモによると、2016年10月から実施したトライアルサービスは約2,000人が利用し、「ずっと待ち望んでいた夢のようなサービス」「自分ひとりで24時間いつでも電話ができるので助かる」といった評価が寄せられた、とのことです。
 
トライアルサービスからの改善点として、発着信には自身の携帯電話番号が利用できるほか、「みえる電話」利用者どうしの通話も可能です。
 
NTTドコモ みえる電話
 
また、フリーダイヤル、ナビダイヤルなどの番号に対応していますが、119番や110番、118番など、一部の電話番号には対応していません。
 
通話相手には、ユーザーが「みえる電話」を利用することが自動音声で案内されます。
 
NTTドコモによる「みえる電話」サービスの紹介動画はこちらです。
 

 
 
Source:NTTドコモ 報道発表, 「みえる電話」
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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