Apple、昨年のホリデーシーズンに日本で最も大きなシェアを誇っていたことが判明
2018年第4四半期(10-12月)、Appleは日本のスマートフォン市場で最も大きなシェアに達していたことがCanalysの調査で明らかになりました。
56%の圧倒的な市場シェアを確保
Appleの2018年四半期のiPhoneの出荷台数は、対前年同期比で10.5%減となりましたが、それでも他社と比べると圧倒的なシェアを誇っていたことがわかりました。
Canalysの調査によれば、Appleは昨年10-12月のスマホ市場で56%のシェアに達しており、2位シャープの9.8%、3位ソニーの8.6%、4位Samsungの6.8%、5位京セラの6.2%を大きく引き離しました。
2018年第4四半期の日本全体のスマホの出荷台数は990万台であったと予測されており、対前年同期比で3.8%減となりました。
最も売れた新作モデルはiPhone XR
Canalysの調査によると、2018年10-12月に最も売れた最新iPhoneモデルはiPhone XRであったことがわかっており、同期の出荷台数の39.8%を占めたといわれています。iPhone XRが伸びた理由としてキャリアの大胆な補助金政策が挙げられており、高価格なiPhone XSとiPhone XS Maxの埋め合わせになったとされています。
日本でのiPhoneの平均販売価格は、1年前の794ドル(約87,785円)から744ドル(約82,257円)へと約5,000円ほど低くなっています。NTTドコモが積極的に売り出していることもあり2015年のiPhone6sの出荷台数は伸びたことがわかっています。
「Appleにとって2019年の最も大きな課題は、キャリアの補助金政策、肥大化する中古スマホ市場、Huaweiのようなライバルベンダーに負けずに支配力を保ち続けることだ」と、Canalysはコメントしています。
Source:Canalys via AppleInsider
(lexi)