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2019年2月12日 10時10分

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「iPhoneを探す」が犯罪を察知 本来の目的ではないが防犯機能に可能性も

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iphone 探す
 
2月上旬に発生した殺人事件では殺人罪で起訴された男のiPhoneの位置情報が「iPhoneを探す」によって、被害者となった妻によって把握されており、その情報をもとに警察への通報がいち早く行われたことがわかっています。結果として男の凶行は防げなかったのですが、いち早く警察に通報できたことで、iPhone(スマートフォン)の防犯への活用の可能性が示唆された事件でもあります。

ファミリー登録で位置把握

iPhoneを探す」では自分のiPhoneだけでなく、ファミリー登録したApple IDのiPhoneの位置情報取得が可能になります。本来は家族のiPhoneを探す目的での位置情報の共有なのですが、今回の事件では家族による犯罪を事前に察知することに役立ちました。

殺人罪で起訴された夫は数日前に妻とトラブルを起こしており、その後、警察の助言もあり妻は息子の家に避難していました。その間も「iPhoneを探す」で妻は夫のiPhoneの位置を追跡していました。事件当日、その位置情報から息子の家の近くに夫が来たことがわかり、妻は息子に警察への通報を依頼しています。
 
残念ながら夫の凶行から妻は逃れることはできず、警察の到着は間に合わなかったのですが、犯行を事前に察知できたことには一定の意義があるかもしれません。

プライバシーとの兼ね合い

ユーザーの位置情報は個人情報でもっとも保護されるべき情報の一つであり、安易に共有されるべき情報ではありません。今回の事例でもiPhone紛失防止のための機能を、危険人物の追跡という目的外の方法で使っています。iPhoneの位置情報をそのまま危険人物の位置情報共有に使用するのは現状では不可能だと思われます。
 
スマートフォンでは正確な位置情報を取得でき、簡単に共有できるようになっていますが、この情報を使った防犯機能の提供には乗り越えなければいけない壁が多くあると考えられます。
 
 
Source:AppleInsider
(KAZ)

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