豪Apple Storeの建設に反対する団体、クラウドファンディングで土地購入を計画

Appleのオーストラリアの旗艦店の建設に反対する市民団体は、クラウドファンディングのキャンペーンを立ち上げ、Apple Storeの建設予定地の買い取りを試みていることが明らかになりました。
多くの反対意見が集まっている
「Our City, Our Square(私たちの街、私たちの広場」と名付けられたクラウドファンディングキャンペーンは、オーストラリア・メルボルン市のフェデレーション・スクエアでのApple Storeの建設計画を止めるために始められました。
Appleの新フラッグシップストアは、Yarra Buildingと呼ばれるビルの取り壊しが必要とされていますが、2週間前のパブリックコメントの募集開始以来すでに2,000件以上の訴えが届いており、その多くは反対意見であることがわかっています。
スクエアには、ビクトリア国立美術館やAustralian Centre for the Moving Image(ACMI:映像作品関連の美術館)などの公共アート施設があり、Apple Storeが建てられた場合、それらの施設がAppleを引き立て役となってしまうとの危惧があるようです。
目標金額は31億円以上
クラウドファンディングキャンペーンは、公共的な広場の商業化に反対しており、4,000万オーストラリアドル(約31億1,139万円)を目標金額としてかかげています。
日本時間の2月10日までに約1,358万円が集まっており、キャンペーン終了までの残りの50日間でどこまで伸びるか注目が集まっています。
Source:Pozible via The Guardian
(lexi)