2019年1月29日09:46公開
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Samsung、Appleを提訴したイスラエル企業を買収
Samsungが、スマートフォン向けデュアルカメラなどカメラ技術を開発するイスラエル企業Corephotonicsを買収したことがわかりました。買収金額は約1億5,500万ドル(約169億円)とのことです。イスラエルメディアGlobesが報じています。
2017年に特許侵害でAppleを提訴
Corephotonicsは2012年創業の新興企業で、スマートフォン向けのデュアルカメラや望遠レンズなどを開発しており、現在25倍望遠レンズを開発中としています。
また同社は2017年に、AppleのiPhone7 PlusとiPhone8 Plusが搭載するデュアルカメラが、同社が保有する4つの特許の侵害にあたるとしてAppleを提訴しています。
その後Corephotonicsは、訴訟の対象にiPhone Xも追加していますが、Appleはこれに対し、iPhoneが搭載するデュアルカメラに関する特許を侵害しているのはCorephotonicsのほうだと主張しています。
現在OPPOにカメラを供給中だが…
米メディア9to5Macによれば、Corephotonicsは現在中国ベンダーOPPOのスマートフォンに、5倍望遠および10倍望遠カメラを供給しています。
Samsungによる買収が完了した後も、OPPOが継続してCorephotonicsからのカメラレンズ供給を受けるかどうかは不明です。
Source:Globes via 9to5Mac
Photo:Facebook/Corephotonics
(lunatic)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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